京とんぼ玉 硝子工房 篠
== お 知 ら せ ==


≪≪ どんな作品を制作しているの? ≫≫

とんぼ玉を中心とした作品を制作しています。
  とんぼ玉、帯留、とんぼ玉房飾り(ストラップや根付に)、ホタル玉や小粒のとんぼ玉・ビーズなどの制作販売のほか、
  パーツやミルフィオリの制作販売もしています。
  パーツや加飾によって、和風・京風『
京とんぼ玉』を意識した作品を心がけています。
  少量で、質の良い作品を制作すると共に、
  業者さんからの依頼による量産品や特注品の制作も行っています。
  2016年より、新企画した硝子文鎮の制作にも力を入れています。
 

≪≪ 使用しているバーナーは? ≫≫

制作には、最新型の灯油バーナー(MYK-13型)<2013年4月企画開発・販売開始>を使用しています。
  ・灯油バーナー ・・・・ 主に職人さんが使っておられましたが、火力が強くて燃費が良く、良い玉が出来るので、
                最近使用される方が増えているように思います。
                小型の石油ストーブのような物ですから、電源(エアーポンプ用)さえあれば使えて便利です。
                火力の割には、周辺が熱くならない(輻射熱が少ない)ので、
                エアコンを入れると夏でも涼しく作業できます。
                煤が入りにくく、作品の艶も良いようです。
                このような特徴を気に入られて、ガスバーナーから転向される方もおられます。
                特に、オール電化をされたお宅で使用される方が増えています。

                   
                ただ、少し音が大きい、点火と消火の時にちょっと臭う、メンテナンスに多少手間がかかる
                などの欠点があります・・・そんな灯油バーナーですが・・・
                手間が少しかかる分マニアックなところもあり、炎の感触にとんぼ玉の歴史が感じられますし、
                何より、綺麗で良質のとんぼ玉が制作できるなど、
                正にランプワークに相応しい器具であり、私は気に入っています。

≪≪ どんなところ? ≫≫

里山と保津川に囲まれた田園地帯の中の、のどかな住宅地にあります。
自宅1階の一部を改築して作ったちいさな工房です。
 
  ・家の改築は大工さんにしてもらいましたが、中の設備は一人で1年かけて整備(主に手造り)しました。
 
  ・なかなかこじんまりとして、必要なものがぎゅっと凝縮された良い工房です・・・・と思っています
 
  ・中には、作業テーブル、硝子棒材棚、展示コーナー等、所狭しと配置されています。
  ・足元はカーペット敷きで冬場も暖かく、また、気流を制御した構造で夏場はエアコンが良く効き涼しいです。 
  *現在に至っても、いまだにあちこち手を加えたり改修を続けており、趣味的な成長?を続けています。
 

≪≪ 工房内の様子 ≫≫(2020年〜2021年)
               工房の入口                   作業台の周辺
        

              作業台の背後                 作品等の展示コーナー
            
     工房内は未だに日々進化しています
     作業台の電気炉は2台設置し徐冷の作業効率を上げると共に、モレッティーのフュージングもおこなうことが出来ます
     作業台の背面には、パーツケースの棚を設置し、頂いた色紙や賞状を保管してあります
     作品等の展示コーナーは、日々増える新作などの整理や保管の作業進行中です
≪≪ 工房の歴史 ≫≫
   ・2001年夏 ・・・・・・・・・ 趣味が高じて、2階書斎の一画に作業ブースを自作し自宅制作にかかる
   ・2002年1月  ・・・・・・・ 体調の悪化から努めていた金融機関を早期退職し、本格的に作家活動を始める
   ・2003年春 ・・・・・・・・・ 無謀にも、自宅の1階部分をリフォームして工房の部屋を作る
                  
それから1年間、手作りで内部設備を整える
   ・2004年5月20日 ・・・ 工房オープン・・・・同時に「工房展」を開催
   ・2004年11月9日 ・・・ 「工房教室」を開講
   ・2006年 1月 ・・・・・・ 「第2教室」を開講(Arkさんの「NHK文化講座」で出張講師をさせていただく)
   ・2007年5月
23日 ・・・ NHK京都放送局の番組「京いちにち」内で工房や教室を紹介していただきました
   ・      8月 5日 ・・・ テレビ大阪の番組「みみヨリぃ!?」内で紹介していただきました
   ・2010年12月 ・・・・・・ テレビ朝日のドラマ「おみやさん」に、ミステリーのカギとなる作品と工房が登場
   ・2010年 1月 ・・・・・・ 第1回「工房・教室作品展」を「ガレリアかめおか」において開催
   ・2011年 8月 ・・・・・・ 第2回「工房・教室作品展」『真夏に煌めくガラスたち-とんぼ玉・ガラス工芸作品展-』を開催
   ・2013年 4月 ・・・・・・ 桝屋暉理さん指導のもと、A3Internationalの川上さんと共に新型灯油バーナー(MYK-13型)を
                   企画開発して販売を開始
   ・2013年12月〜 ・・・ 全面カーペット敷きや設備の一新、排気設備修復など、大幅な改良を実施
   ・2014年 ・・・・・・・・・・ 春に工房、秋に教室それぞれの10周年を迎える。
   ・2015年 9月 ・・・・・ 教室設備を個人レッスン専用に改修
   ・2015年10月 ・・・・・ 徐冷用電気炉の2台目を設置し、作業効率の向上を図る。
   ・2020年10月〜 ・・・ 翌2021年2月に掛けて、作業台周辺の改良、換気関連設備の改修、展示コーナーの改修を行ない、
                  その後も、あちこち手を加えながら、成長を続けています

≪≪ 教室の歴史 ≫≫

2004年11月9日に工房内にとんぼ玉教室を開講
 ・1日2〜4人の少数精鋭の運営に心がけ、基礎技術の習得を目指してスタート
 ・受講者お一人ずつのカルテを作成し、習得状況などに従った個別指導を行う
 ・その後、更に少数精鋭を目指すため、個人レッスン方式とする
 ・基礎技術習得者は基礎技術を活用・応用した研究コースへと進んでいただきました
 ・卒業者には「ランプワーク基礎技能終了証」を発行し、将来の作家やプロ独立を目指していただきました


2007年1月よりNHK文化講座の講師として、向日市のGlassStudioArkにおいて第2教室を開講

受講者の総数は70名(工房教室55名、第2教室15名)

教室卒業後に作家活動をしている方は現在8名です

現在、教室は運営しておりません
 ・第2教室は2016年9月をもって終了しました
 ・工房教室は、新型コロナ感染拡大を受けて2020年3月から受講生の方々のご心配を受けて休講しておりましたが、
  感染拡大が治まらない中、私の高齢化と持病の改善が見られないことから2021年7月をもって終了することにしました


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