プロフィール・工房の記録・作歴など
(2024.07.31)
京とんぼ玉 硝子工房 篠瑠璃 代表 吉村義次 日本ランプワーク協会理事 (2024年4月18日<76歳の誕生日>撮影 = 『芸術界2024』を手に工房にて ) 2001年末 遂に体調を崩し(潰瘍性大腸炎)、30年勤めた地元金融機関を早期退職。 2002年1月〜 趣味にしていたとんぼ玉制作を佐竹ガラス流工房において本格的な技術習得に取り組む。 2002年〜2003年、 基礎技術の向上に中心をおくと共に、各種イベントに積極的に参加して作家活動の輪を広げる等、基礎造りに励む。 本格的な工房の制作・整備に着手する一方、チャリティー美術作品展に寄贈するなどの作家活動も開始 2003年8月〜 日本ランプワーク協会理事 2004年5月 自宅を改装して工房をオープン、11月にとんぼ玉教室を開講 2007.01〜2016.09 NHK文化講座講師 2019年秋 前立腺がんを発症し秋に全摘手術を受ける(早期発見だったが悪性度が高く、ダビンチによる7時間に及ぶ大手術となった) 全摘手術は成功したもののその後骨転移が認められ、化学療法が始まる。2022年には余命2年程度?との宣告を受ける。 |
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活 動 状 況 2002年 3月 「とんぼ玉100人展」(大阪府立弥生文化博物館)<以降毎回出展> 4月 「Group華とんぼ展」(南海本線浜寺公園駅ステーションギャラリー) <〜2011年まで出展> 8月 「天橋立アート&クラフトフェア」で入選し、天橋立美術展に作品『予感』を展示 10月 「金津創作の森クラフトマーケット」に出展<クラフトフェア初参加> 「京都アート・クラフトフェスタat梅小路公園」に出展<フェア出展本格開始> 2002年〜2004年 各地の主要アートクラフトフェアに積極的に出展し、 アートクラフト界での世界や交流を広めるとともに、 経験と実績を積み重ねることに重点を置いた活動を展開する。 (関西一円を中心に、時には群馬県、福井県、香川県まで遠征) 2003年 2月 怪猫二十面相の原型となるネコ顔のパーツを制作開始、春から房飾りに仕立て販売 5月 自宅を改築し工房オープンに向けて準備を始める。 8月 日本ランプワーク協会理事に就任 11月 「京都新聞チャリティー美術作品展」に作品を寄贈 <以降毎年作品を寄贈> 2004年 3月 「第4回とんぼ玉フォーラム・とんぼ玉コンクール」に作品『六猫(ムビョウ)』が入選 5月 『硝子工房 篠瑠璃』をオープン<5月20日(木)> 同時に『工房展』を開催 7月 名古屋市にある「徳川美術館」内のミュージアムショップで作品販売を開始(現在は休止) 10月 原因不明の腹痛で緊急入院(10日間)<生まれて初めて救急車に乗せていただく!> 11月 『とんぼ玉教室』を開講<1クラス2名、1日4名までの少数精鋭とする> 2004年後半 〜2006年 2004年の後半から2006年の期間は、持病(潰瘍性大腸炎)の悪化などで体調不調となり活動低調 2005年 9月 「東山参道結成記念クラフト展」に出展 10月 『京とんぼ玉』の呼称を作品のブランド名として使用開始 <特許庁へ商標登録申請手続きを取り使用可否を確認> 2007年 1月 NHK文化講座の講師となり、第2教室の運営を開始(2016年9月まで) 5月 NHK京都放送のテレビ番組「京いちにち<シニアの星☆>」において、 私と共に作品・工房・教室(生徒さんも)を紹介していただきました。 8月 テレビ大阪の番組「みみヨリぃ!?」で工房や作品を紹介していただきました。 (桑原征平さんとたむらけんじさんが来られて楽しいひと時でした ・・・・サイン色紙は工房内に掲載) 2008年 4月 美術書「現代日本のガラス」(世界へ発信する日本のガラス)に掲載されました。 4月 還暦を迎える。 8月 田園調布学園中等部の生徒さんが体験学習に来られました 皆さん優秀な生徒さんで、私も有意義な経験をさせていただきました。 9月 「亀岡市美術展」出展<以降ほぼ毎年出展> 2009年 4月 『怪猫二十面相』が「日本藝術の創跡2009」(日英併記)に選ばれ、 『Mysterious Cat with Twenty Faces』として掲載されました。 9月 京都新聞丹波版の「丹波でつくる もの・わざ・ひと」において、 創作活動の内容などを紹介していただきました。 10月 『陽だまりの猫』が「第4回ジャパンランプワークソサエティ公募展」で入選 12月 医療情報誌「CCJAPAN」に潰瘍性大腸炎患者の私を『難病患者らしくない人たち』として、 活動を紹介していただきました。 2010年 1月 第1回『工房・教室作品展』をガレリアかめおかにて開催 4月 「おみやさん」の撮影が工房でありました(周辺はスタッフや機材・車両が溢れ一時騒然) (渡瀬恒彦さんはカッコよくて、櫻井淳子さんは綺麗でした・・・・サイン色紙は工内に掲載) 12月 テレビ朝日のミステリードラマ「おみやさん」に、作品『秘恋の誓い』等と共に工房が出演 美術画集「アートギャラリーVol.26」に収録され、国立国会図書館に収蔵・永久保存される 2011年 3月 地元育成会の卒業記念品として、作品を活用していただきました<以降も色々と協力> 4月 「大阪市立クラフトパーク」内のクラフトショップにて作品販売を開始 8月 第2回『工房・教室作品展』として、 『真夏に煌めくガラスたち−とんぼ玉・ガラス工芸作品展−』を開催 2012年12月 KOBEとんぼ玉ミュージアムにて、作品『夜空の華』の制作デモを行なう 2013年 2月 ランプワークガラス情報マガジン「LAMMAGA」22号に、 昨年末の作品制作過程の収録内容や作品などが掲載される。 2016年 7月 とんぼ玉の技法を活かした新企画作品として『京とんぼ玉 硝子文鎮』の制作を開始 9月 NHK文化講座の講師を辞し、工房での教室に専念することに。 10月 工房での個人レッスン教室のみとする。 2017年 6月 美術グラビア誌「花美術館Vol.54」に作品が掲載される 9月 「EMPギャラリー」(東京上野)にて作品展示<翌年3月まで> 11月 中国上海のM50芸術村にある「風月舎画廊」にて、「京とんぼ玉」と「硝子文鎮」を紹介 12月 美術書「芸術界2018」に硝子文鎮と帯留めが掲載される 2018年 1月 インドネシア・バリ島で開催のArt Galleryにおいて、硝子文鎮『春宵』を発表 4月 日本芸術年鑑社より『文化藝術大賞』を受賞する 7月 基礎技能に優れた教室卒業者に「ランプワーク基礎技能終了証」を贈る 12月 美術書「芸術界2019」に硝子文鎮の新作が掲載される 2019年 4月 「第33回全国手づくりガラス展」(石川県金沢市)に出展<以降原則毎回> 5月 北野天満宮に硝子文鎮『東風の薫り(コチノカオリ)』を奉納する 10月 前立腺がんにより前立腺全摘手術を受ける<ロボット支援手術で7時間に及ぶ大手術> その後、骨転移が判明し薬物治療によるがんとの付き合いが始まる 12月 美術書「芸術界2020」に硝子文鎮『東風の薫り』が掲載される 2020年 3月 大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公である明智光秀に縁の桔梗花柄作品の制作を開始 光秀大河物産館やJR亀岡駅かめまるマートなどでの販売を開始 *新型コロナウイルス感染拡大を受け、3月以降の教室を休講にし、その後廃講とする 2021年 1月 光秀が駆け抜けた時代・復元画展(京燦堂主催)に桔梗花柄作品を協賛展示 4月 「SUWAガラスの里:アーティストスクエア」において作品の展示販売 12月 ホームページの簡素化を図り、大幅なRINOVATIONを行なう 2022年 4月 「とんぼ玉100人展」<毎回出展>に十数年振りとなる花時計の新作『四季の花時計2022』を出展 2023年10月 「金津創作の森クラフトマーケット2023」に19年ぶりに出店する<初出店からは21年ぶり> 12月 「京都ハンドメイドマルシェ2023」初出店 美術年鑑『芸術界2024』に「硝子文鎮『遥か西邦より風の記憶』」<メッセージ性の強い作品>を掲載 2024年 4月 『とんぼ玉100人展』に出展<2002年より毎回出展> 5月 工房開設20周年を迎える 6月 「第38回全国手づくりガラス展」に出展<2019年より毎回出展> 7月 「バーナーワーク教本vol.02」に作品と工房などが掲載 8月 「作家たちが、いま一番見てもらいたいとんぼ玉展」に出展<Whiite Gallery 東京都文京区千駄木> 11月 「Bead Art Show KOBE2024 LampWork Festa」に出店<KIITOデザイン・センター神戸> 12月 「京都ハンドメイドマルシェ2024」に出店<京都勧業館みやこめっせ> 「第42回京都新聞チャリティー美術作品展」作品を寄贈<京都高島屋7階グランドホール> |
*** 珠つくりの想い ***
アッ綺麗!と幼心にきらっと光る作品を作りたいと思っています
誰もが忘れかけている、ちっさな宝物をそっと大切にする心
そんな澄んだ心に語りかけるような作品を目指しています