テレビドラマ「おみやさん」に 作品 と 工房 が出演しました
テレビ朝日の
木曜ミステリー「おみやさん」(2時間スペシャル) です
放送日時・・・・・2010年12月16日(木曜日)夜8時〜(2本立て)
ド ラ
マ の 概 要 な ど
京都を舞台に、渡瀬恒彦さん演じる資料課の刑事が、
迷宮入りの捜査資料の中から通常の捜査では見えてこない真実をひも解き、
事件の真相に迫るというミステリー。
・・・ 詳しくはテレビ朝日のホームページで ・・・
今回のドラマでは、事件解決の鍵となる秘密の帯留として
私が創ったとんぼ玉帯留『秘恋(ひれん)の誓い』が登場しました。
また、渡瀬さんと櫻井さんが聞き込みに来られる舞台として当工房も少し出ました。
登場する帯留『秘恋(ひれん)の誓い』は、
通常の帯留と、上手く割れるように工夫して作った帯留の2種類あります。
本来、割れにくく作る物をわざわざ上手く割れるように作るのが大変でした。
本番では、上手く見事に割れて(砕け散って)大成功だったそうです。
とんぼ玉帯留『秘恋の誓い』とは!!
黒百合をモチーフにした花柄を、琥珀色のガラスに封じ込めた帯留で、
二つ一組になっており、恋人同士が一つずつ大切に身に着けます。
黒百合の花言葉には、
「恋」と「呪い」の二つがあります。
琥珀は、
永遠性や過去の記憶と言った神秘的な意味合いを持っています。
この玉は、
『黒百合の花言葉である「恋」を琥珀色の玉の中に永遠に保ち、いつまでも記憶しておく事ができる。
しかし、玉が破壊されたり恋に裏切りがあれば、
黒百合の持つもう一つの花言葉である「呪い」が目覚めるであろう。』
との深い意味を持っています。
ドラマの名シーンより
========== おなじみのシーンです ==========
左からいつもの風景です ・朝食時の風景 ・事件の情報から過去の資料を探すおみやさん ・朝の捜査会議
========== 事件現場に落ちていたとんぼ玉は・・・ ==========
・落ちたとんぼ玉 ・拾われてきたとんぼ玉 ・過去の資料と照合すると ・過去の事件の被害者が着けていたとんぼ玉と同じ!
========== とんぼ玉の調査を開始 ==========
・当工房に聞き込みに来られる(看板と陳列棚) ・職人役(私じゃない)の俳優さん ・調査の結果、昭和55年(30年前)に伝説的な作家が創った作品だと判明<注−1>
==== 御霊神社の夏越祓(なごしのはらえ)で、2個一組で販売されていた ====
・当時恋人同士だった二人が購入。帯留とストラップに加工して各々持っていたが・・・・・・<注−2>
*事件現場に落ちていたとんぼ玉は、恋人がストラップにしていたものだった。
===== 被害者(義母)の遺品として夫よりもらったとんぼ玉だが・・・ =====
・義母との辛い思い出から思わず投げつけて、粉々に割ってしまう<注−3>
=== 母の真意を知り ===
・恋人が持っていたもう一つのとんぼ玉を受け取り、
義母の本当の心を知らされてじっと見入る・・・
とんぼ玉帯留『秘恋の誓い』秘められたのチョットした裏話 注−1・・・一般的な記録からは、昭和55年には開く花の技法は確立されていなかったと思われます。 注−3・・・見事に砕け散ってしまいました。 |
撮 影
時 の 様 子
左・・・スタッフと打ち合わせ中の村川監督(中央)
中・・・玉を見ながら構想を練っておられる村川監督
右・・・リハーサル(左から、櫻井さん、渡瀬さん、村川監督、職人役の俳優さん)
撮影は、2010年4月7日の朝にありました。
現場周辺は、スタッフ30名余りとロケバスなどの車両数台で一時騒然と!
車を出しておいたガレージには機材とそれを囲むスタッフで一杯。
工房前の「花桃」が満開でした。
===== 後日お二人の丁寧なサイン色紙をいただきました =====
額装して工房に飾ってあります
左が渡瀬恒彦さん、 右が櫻井淳子さんです。
渡瀬さんの「乾坤一擲(ケンコンイッテキ)」とは、
「運命をかけて伸るか反るか勝負する」との意味だそうです。
今の私にピッタリ?! で大変喜んでいます。